オーストラリアでのワーキングホリデー
日本がワーキングホリデー制度を設けた際、初めにその行き先として協定が結ばれたのは、オーストラリアでした。
オーストラリアとのワーキングホリデーの協定は1980年に結ばれ、以降は年間1万人近くの日本人が、この制度を利用してオーストラリアに渡航を果たしています。
現在においても、オーストラリアはワーキングホリデーの行き先としては高い人気を確保しており、日本人にとっては馴染み深い土地となっているようです。
その理由としては、まず英語圏である事、そして日本と気候が(逆ではあるものの)近いという事、時差がなく生活に入りやすいこと、非常に発展した国である事などが挙げられます。
その一方で、たとえばハワイのように日本語を話せる人が多いという事もなく、サポートもほとんどないので、英語を話せる事は必要不可欠となります。
英語を覚えたいという人には向いているともいえますね。
通貨はオーストラリアドルですが、基本はクレジットカードを利用する事になるでしょう。
Visa、マスターカードであれば大抵の場所で利用できます。
ただし、手数料が日本よりかかる事もあるので、注意が必要です。
銀行や郵便局なども、日本とそれほど違いはなく、基本的には17時までは開いていますし、銀行のATMは24時間利用できます。
口座開設は、入国6週間以内であればパスポートで作成可能なので、早めに開設手続きをしておきましょう。
オーストラリアはインターネットも普及しているので、ワーキングホリデーでの渡航でもかなり暮らしやすい国といえます。